大原敬子公式ホームページ


大原敬子(大原とめ研究会・遊育会)公式ホームページです。
「子供たちの心の苦しみと悩みを一緒に考えましょう」ページです。


子供たちの心の苦しみと悩みを一緒に考えましょう

【第四弾】

なぜ私は許されないのだろうか。
私が私であれば、なぜ許してくれないのだろう。
私は、私として、生きたい!

生きることは・・・私だけのものとして。
今まで私は私として生きたことは、感じたことは、
一度もなかった。
だから、私であって、私がわからない。

私が一度でも「私がいる!」と感じることが出来たら、
私は生きることに感謝するだろう。

(2014年7月4日 苦しみからの叫び)


今後「自分らしく生きる難しさ」を掲載致します。





〜鮫島くんと大原の4745日〜

  • 【第一弾】鮫島君の言葉
  • 【第二弾】ありのままの事実を僕は知りたい!
  • 【第三弾】自明性というものが存在していなかった僕
  • 「生きる価値を教えて!」

  • 奇跡の日 〜プロローグ〜
  • 教室の驚き
  • 僕の中に僕がいつもいなかった
  • 僕なりの傷つかない生き方
  • 天国と地獄は心にある
  • 御両親の言葉
  • 「もと君が恐れ、隠している正体を見つけ出す」

  • 僕がいない、僕の生活
  • 人の声が聞こえる
  • 不安と恐れが心の中に住んでいると・・・・
  • 自分がいなくなっている人は、死でいると同じ
  • 何をしても疲れる
  • うその世界で生きていた
  • 「みんなが出来ることがなぜ出来ないのだろう」

  • 髪を上手に洗えない
  • グラスで水を飲むことが苦手だった
  • 食に関心がなかった
  • スープを上手に口に運べない
  • “飲み込み”が出来ない
  • おせんべいを半分に割れない
  • “脂”と“甘い”しかわからない
  • いつも海の中に閉じ込まれている気持ち
  • 「私はもと君の心を知りたい!」

    〜人を恐れるもと君にはイソップの物語が適材
     僕の心の闇を先生に伝えたい!その一言から始まった〜
      
  • キツネとブドウ
  • 子ガニと母ガ二
  • 旅人と枯れ木の根っこ
  • アシとカシの木
  • ランプ
  • たび人と本当
  • コウモリとネコ
  • セミとキツネ
  • ウシとライオンの母親と狩人
  • 子ヤギと笛をふくオオカミ
  • カササギ
  • のどの渇いたハト
  • ウマと馬丁
  • ハエ
  • メンドリとツバメ
  • マムシとイバラ
  • クジャクとツル
  • ロバと子イヌ
  • ウシと車のじく
  • 白鳥
  • ネコとニワトリ
  • ライオンの皮を着たロバ
  • ふみつけられたヘビ
  • 山のロバと家のロバ
  • 「自明性を感じさせたい!」

  • 真似をしても真似ができない
  • 自明性が存在していなかった!
  • なぜ、お葬式に赤の服は非常識なのか
  • 雪道を歩いても、僕の足跡はない 【更新】
  • 終了致しました。







    皆様へ 「この掲載にあたって」


    「僕はこの世で生きてはいけないんだ。生きる資格がない」
    「僕は泥人形なんだ」
    「いろんな声が聞こえて僕に囁く」等等。
    長い間、攻撃されているという脅迫の中で、一人苦しんできた一人の少年が自分の力で自分を取り戻しました。

      「僕のなかに僕がいて、その僕が話している」その言葉に私は驚きました、夢ではないかと思いました。
    今でも信じられないのです。
    これを「奇蹟」が起きたこということでしょうか。
    奇蹟は積み重ねた年月が熟成したときに起きると言われています。
    鮫島基希君は長い時間をかけて自らの手で「奇蹟」を招きいれました。
    「奇蹟」という言葉はあまり好きではありませんでした。今回ほど、この「奇蹟」という神に感謝です。



              (「奇蹟」の日はさらっと訪れた)

     この「奇蹟」の日も、いつものような基ちゃんとのこんなやり取りでした。
    しわくちゃなレポート用紙。毎回いわれていてもそれが出来ない。基ちゃんの世界でしかわからないまとめ方はだった。用紙の順番がでたらめだ。彼のまとめ方は一般には理解できない。だが、彼には彼なりの意味があるらしい。しかし、彼の世界を理解したくても、その思考の扉をあける方法がわからない。いつも手探りであった。 
    20数枚の用紙はクリップとホチキスでまとめてあった。数枚めくると、ホチキスで綴じた用紙の束で開くことが出来ない。


    「これどうやって見るの」
    「これは・・・」
    「用紙の順番がバラバラよ」
    「これではだめですか」
    「整理して持ってきなさい」


     彼が席について直しかけている途中だった。彼はホッチキスを外していた。彼の視界に入った私の机のいらなくなった用紙に気づいた。するとさりげなくその用紙を元に戻した。

    「もとちゃん。そうした気配りができるのに、どうしてまとめることが出来ないの」
    すると彼は「僕、生きる価値がありますか」と唐突に聞いてきた。



    「君は生きる価値がないと思っているの」
    「はい。でも、時々親から「生きている価値」があると言われると、その時だけは思います。でも其の後すぐに「僕はいきていていいのだあろうか」と思うんです。」

     この瞬間から、彼の中に貯まっていた激しい感情が渦潮のように大きく渦巻きながらせきを切ったように問いかけてきた。
     ぼくとつとした話し方は一変した。人が変わったとはこういうことなのかと思った、饒舌だった。語彙が豊富に溢れ出た。話す内容は周囲が圧倒するように理論的だった。


    「僕の価値はお金にすると、僕が一円以下だということはわかります」
    「君ね、一円が哀しむよ。一円の価値をどう思っているの。千円、百円は人が作ったものでしょう。千円も百円も一円も価値が分からなければ、一円以下ということも言えない。」

    「・・・。」
    「君は勝手に一円以下と決めているけれど、わからない価値の中で一円以下と決めつけたの。たった一円か。かわいそう。」

    「あ!そういえば、先生僕のこと前も”かわいそう”と言っていた。」
    「なぜ、その言葉が気になるの?」

    「僕の記憶では、何回か先生は僕にかわいそうと言っていた。なぜなのかなあといつも思っていた。気にしていたのではなく、なぜ先生は僕のことをみてそうおっしゃるのかなーと思っていた。」
    「それは、そうでしょう。生きていて、おいしいことも気持ちよいこともわからないなんてロボットと同じじゃない。五感よ!いいにおいもわからなくて何がたのしいの!お金があっても、おいしい、気持ち良い、あぁーうれしいなぁ、いいにおいといった感覚がまったくなかったら、生きていても意味がないでしょう。」

    「僕は今まで、おいしいとか、気持ち良いというのはわからなかった。先生のお食事のたしかわかめごはんかな…、はじめておいしいと感じた。だから、ゆっくりかみしめた。朝も夜も、夏も冬もそうなんだからそうだろう…と思っていた。でも、今はっきりとわかった。ずうっと気になっていた「かわいそう」の意味が。今の僕は本当にかわいそうだったんだ。」

     両手で胸をなでていた。彼を見て、私は今日から、もとちゃんという呼び方をやめようと思った。今まで彼の呼び方は、もとちゃんがほとんどであり、さめじま!もとき君!という呼び方は一切しなかった。そこに彼にしか通じない情報の意図があった。



     奇蹟の日から3日目の彼の言動はますます過去と現在を紡ぎ、自分の確かなる足跡を認識してきた。
    彼は「学校でクリミヤ戦争を学んだ、其の時、あれどっかで聞いた。学校では今習っている。僕は歴史書はキライ。どこでと考えたら、そうだ大原先生と二人でナイチンゲールの心のことを話していたときだと思いだした。そうすると、ネアンデルター人とクロマニヨン人の滅亡の違いは、のど仏の位置が違っていたから。言語が出来ず滅びたという話を思い出した。あのころこんなことをしたといろんなことが思い出した。

     僕ね、あの時間が僕に取っては必要だったと思う。でも、もっと早くこうなっていたらと後悔、いや。後悔ではなくて憧れに近い気持ちをもってしまうんです。
    今日、学校で友達から「君、熱があるんじゃないの」とからかわれたけれど。みんな僕の言動、行動に驚いていた。僕は今までどんな風に思われていたのか初めてわかった。」と言った。


     鮫島君と私のここまでの歩みは、4歳の頃から高校3年の5月13日までつづいていた。
    その長い年月は40数冊のノートと作品、および食事、服装、生活ノートが唯一の生きている証しでもあった。
    彼の世界と現実の世界を綴ったノートや作品はご両親、私のところに保管されている。今となれば、その長い年月はこの日のための必要な時間であった。

       それだけに、この「奇蹟の日」はひと言では表現できない。
       ただ平易な言葉であるが「嬉しい」のひと言です。


     祖母が言っていた。
    「子どもは神様、神様よ。神様の子を簡単に大人の考えで決めつけてはいけない。子どもを心から好きになること。その気持ちを持っていれば、子どもは必ず成長します」
    本当にそうだったとあらためて、教えられ、気づかされた日でもありました。


     仏像を彫るには木屑が出なければ作れない、人も一見無駄に見える時間がなければ成長しない。確かに、確かにそうです。それがわかっていても出来ないのです。
     しかし、無駄と言う時間は、無駄にするか、意味あるものにするかは、自分を信じるかしないかであることを、あらためて思ったのです。其の信じる力は「諦めないこと」でした。
     今日から、鮫島君と私の関わった歳月を全て公開します。ここから子育てに悩んでいる方、人生の生き方に迷っている方の少しでも参考に、イヤ御役立てできれば、鮫島君、ご両親、私にとって嬉しいことはありません。

      プロローグは奇蹟の一端から御伝えいたします。

                                                  大原 敬子











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